概要
- 連続式で処理が可能。
- 処理は最大約900kg/1時間。
- 様々な原料を均一に細裂することが可能。
- ダイレクトドライブを採用することで高い耐久性を実現。
- 組立て、分解が容易な構造により洗浄が容易。
- 豊富なオプションにより様々な生産ラインに適応。
その利点 / 特徴
直接駆動により効率性を増し、長寿命を実現します。
- 全ての機構(オーガー、メイン回転軸、ドラム、予備破砕機構、及び細裂筐体)はシュレッダーの直接駆動によってより高い効率性並びに高耐摩耗寿命を得る様機能します。オートシュレッダーはまた製品の定量送り機構並びに製品寸法低減器として機能する予備破砕機構を備えています。
より柔軟な製品選択を可能とするために 可変周波数速度制御を採用しています。
- 機械全機構の高精度な速度制御が可能なため、幅広い種別の 製品細裂処理に対応します。
より容易な洗浄作業性並びに 優れた衛生管理性を特徴とします。
- 後退可能なドラム、簡単取外し式な半円部及び跳ね上げロッド、取外可能な引っ張りシャフト及びオーガーにより、機械構成部位は容易に作業しやすいため、より改良された衛生管理性と、より良好な衛生作業性を実現します。ステンレス鋼構造により本機械は多くの角度付表面仕上げ面が特徴で、水切が良く、水の滞留による細菌嚢発生を防ぎます。
機械作動の仕組み

- 1:あらゆる寸法の製品もコンベアにより供給され、予備典型的に細裂処理へ適用される破砕機へ投入されます。注記:予備破砕機の適用は処理 前の製品寸法により異なります。
- 2:予備破砕機のパドルにて大きい加熱後製品の筋肉全体をより小径の寸法へと破砕します。
- 3:製品はフィードスクリューによりオートシュレッダードラムへと定量送りされます。
- 4:ドラムと跳ね上げ部は低速で回転し製品を跳ね上げそれぞれが若干異なる速度にて駆動される事によってドラム内壁から跳ね上げアームに取付のスクレーパーにより製品をかき出します。
- 5:高速の筋繊維引裂き回転軸がドラムと共に低速で作動する。跳ね上げ部から落下してきた筋繊維を分離します。筋繊維引裂き回転軸は製品裂断を最小限とすべく設計されています。
- 6:製品は跳ね上げ部の配置により選り分けられ、それにより小さい破片はすり抜ける様になり、製品が筋繊維引裂き回転軸に衝突する回数を最小限にします。タンブリングと細裂処理は製品が跳ね上げ部により捕捉され、上昇される限り継続します。
- 7:放射状の跳ね上げ部がドラム内の製品流路を制御します。
- 8:製品は跳ね上げ部配置とドラム角度に応じてお望みの均一処理仕上がりサイズにて吐出されます。
加工実績
牛細裂肉
- 肩ロース肉
- 肩バラ骨無肉
- リブ、ミスジ肉
- 肩ロースロール肉
- 牛モモ肉
- ミスジ肉
- 内モモ肉
- 南米製
- 加熱後牛ロール肉
鶏細裂肉
- 鶏胸肉
- 鶏モモ肉
- 廃産卵鶏肉
- 雌鶏肉
- 七面鳥胸肉
- 鴨肉
豚細裂肉
- ウデ肩肉
- ウデ骨無肉
- 肩ロース肉
- 骨付き/骨無肉
- ヒレ若しくはソフトモモ肉(骨無)
注記:鶏製品は 1.76°Cかそれ 以上の冷蔵状態でも細裂処理可能です。
technical data
特徴 |
単位 |
MS910 |
電気的要求事項 |
|
230/380/480 VAC; 50/60Hz |
18Amps/30Amps (オプションモーター付き仕様) |
15 Amps/24 Amps(オプションモーター無仕様) |
駆動シャフト部 |
|
3-hp |
ドラム駆動部 |
|
1/2-hp |
オーガー駆動部 |
|
1-hp |
予備破砕部 (オプション) |
|
1 1/2-hp |
コンベア駆動部 (オプション) |
|
1/3-hp |
サイズL=長さ |
mm |
2388 |
W=幅 |
mm |
1397 |
H=高さ |
mm |
2565 |
